飛行機の乗り換えについて(マニラ乗り換え)
日本からフィリピン・マニラとセブには直航便が飛んでいます。
直接セブに行く場合は問題ありませんが、マニラを経由する場合は乗り換えが必要になります。マニラの空港は世界一乗り継ぎの悪い空港と言われていて、初めてフィリピンに行く方は乗り継ぎに戸惑ってしまうかもしれません。
マニラを経由する場合の注意点や、ターミナル間の移動方法などを確認してトラブルを未然に防ぎましょう。
各航空会社の使用ターミナル
フィリピン・マニラ空港の正式名称は『ニノイ・アキノ国際空港』で、通称ナイア(NAIA)と呼ばれています。
マニラの空港にはターミナルが1〜4まであり、利用する航空会社によってターミナルが異なります。乗り継ぎにターミナル移動が必要かどうかは、事前に確認しておきましょう。
1.ターミナル1
■ほぼ全ての国際線(フィリピン資本以外の航空会社)が乗り入れます。
日本航空(JAL)/ジェットスター航空/デルタ航空/大韓航空/チェジュ航空/チャイナエアライン/エアチャイナ/中国国際航空/中国東方航空/中国南方航空/香港ドラゴン航空/アシアナ航空/アエバー航空/タイ国際航空/マレーシア航空/タイガーエア/ロイヤルブルネイ航空/カンタス航空/ニューギニア航空/エティハド航空/ガルフ・エア/クゥエート航空/オマーン航空/カタール航空/サウディア(サウジアラビア航空)/ユナイテッド航空/エチオピア航空/トルコ航空/アモイ航空
2.ターミナル2
■フィリピン航空の国内線と国際線が乗り入れます。
フィリピン航空
3.ターミナル3
■ニノイ・アキノ空港で一番新しい空港です。
全日空(ANA)/セブパシフィック航空/キャセイ・パシフィック航空/Pal Express/デルタ航空/シンガポール航空/エミレーツ航空/KLMオランダ航空/Zest Air/エアアジア(国際線)
4.ターミナル4
■LCCの国内線が乗り入れます。
エアアジア(国内線)/セブパシフィック航空/スカイジェット/Air Swift/タイガーエア
飛行機の発着便情報は下記URLから確認できます。
●出発便 http://www.manila-airport.net/departures.cfm
●到着便 http://www.manila-airport.net/Arrivals.cfm
ターミナル間の移動方法
それぞれのターミナルとターミナルは離れているので、歩いて移動することはできません。ターミナル間の移動は、タクシーか無料の空港シャトルバスを利用します。
1.空港シャトルバス
空港バスですが一般道を利用するため、渋滞に巻き込まれるとターミナル移動に時間がかかります。また通常20分ごとの運行ですが、満員になるまで待っているためなかなか発車しない場合があります。乗り継ぎまでの時間に余裕がない方はタクシーを利用しましょう。
・運行時間:6時~深夜2時
・料金:無料
・走行ルート:ターミナル1→ターミナル2→ターミナル4→ターミナル3
※バスの乗り場がわからない時は、『Transfer Desk』を探しましょう。受付スタッフが乗り場を教えてくれます。
2.タクシー
空港前にはタクシーがたくさん停まっています。タクシーによっては料金だけでなく安全性も変わるので、十分に気をつけて利用してください。
◎クーポンタクシー
目的地によってあらかじめ料金が決まっています。やや料金は高めですが、乗車前に料金がわかるので安心して利用することができます。
◎メータータクシー(イエロータクシー)
黄色い車体のメータータクシーは空港専用のタクシーです。レギュラータクシーよりも初乗り料金や、距離ごとに加算される運賃が高めですが比較的安全です。利用する場合は、必ずメーターが動いているか確認しましょう。
△レギュラータクシー(一般タクシー)
街中を走っているタクシーと同じメータータクシーです。他のタクシーに比べ料金は安いですが、安全性は一番低いです。そのため不当な料金を請求される場合があるので、利用する際は十分に気をつけてください。利用する場合はメーターが動いているか確認すること、また念のためにタクシードライバーにわかるようにタクシー番号を控えるか、写真に撮るなどしましょう。
乗り継ぎに他の航空会社を利用する場合は、ターミナル間の移動が発生することを考慮した上で、乗り継ぎ時間に余裕をもってフライトの予約をしてください。また日本からチェックインするときに、マニラ到着後に預け荷物を受け取るのかどうかを確認しておき、スムーズにターミナル移動ができるようにしておきましょう。
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