フィリピンのVISA、SSP、ACR I-card、ECCについて

フィリピンに入国する場合、事前にVISAの申請をする必要はなく、観光VISAで３０日間まで滞在することができます。これは観光を目的としている人限定で、フィリピン留学をする場合には別途必要になる証明書があり、留学期間に応じて必要となる証明書は異なります。
それではフィリピン留学に主に必要となる、『観光VISA』、『SSP（特別就学許可証）』、『ACR I-card（外国人登録書）』、『ECC（出国許可書）』について見ていきましょう。

●観光VISAの延長（３０日間以上フィリピンに滞在する場合）
フィリピン入国には事前のVISA申請は必要ありません。ですが留学期間が３０日以上の場合、必ず現地でVISAの延長を行う必要があります。

・入国から３０日間・・・無料
・１回目の延長（５９日まで滞在）・・・3,030ペソ（約6,500円）
・２回目の延長（８９日まで滞在）・・・4,300ペソ（約9,300円）
・３回目の延長（１１９日まで滞在）・・・2,330ペソ（約5,000円）

●SSP（特別就学許可証）
SSP（Special Study Permit）は、合法的にフィリピン留学をするために必要な許可証です。
これは１校のみに適用されるので、学校を変えてしまうとその都度申請が必要になります。１週間の短期留学でもSSPの申請は必ず必要です。
また中にはSSPが発生しない語学学校もありますが、これは国に見届けで運営している学校ですので、安全上おすすめできません。

・5,500ペソ（約12,000円）

●ACR I-card（外国人登録書）
ACR I-card（Alien Certificate of Registration）は、６０日以上フィリピンに滞在する場合に、外国人が取得する必要があります。２回目のVISA延長時に同時に申請を行います。

・3,500ペソ（約7,500円）

●ECC（出国許可書）
ECC（Emigration Clearance Certificate）は、６ヶ月以上フィリピンに滞在する場合に、外国人が取得する必要があります。
滞在歴やブラックリストに載っていないかなどを証明する書類です。

・500〜1,000ペソ（約1,100〜2,150円）